65歳以上・二人以上「無職」世帯の貯蓄事情

同調査より、65歳以上・無職世帯の貯蓄現在高を確認します。

【図表】種類別・貯蓄現在高の推移(二人以上の世帯)

【出典】総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」

上記によると2020年の貯蓄現在高は2292万円。2000万円を超えていることがわかりました。

貯蓄の種類別に1世帯当たり貯蓄現在高をみていくと、定期性預貯金が920万円と最も多く、次いで通貨性預貯金が618万円、「生命保険など」が397万円、有価証券が348万円、金融機関外が9万円となっていました。また、前年と比べると、通貨性預貯金が75万円で13.8%の増加、「生命保険など」が28万円で7.6%の増加などとなっていました。

やはり貯蓄のほとんどが預貯金になっていることがわかりましたが、一部では生命保険や有価証券など、運用商品も活用していることがわかりました。