「年収1000万円」と「年収2000万円」の手取りは?

年収だけ見るのでは、なかなか実感が湧きにくいもの。国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」の「第3表 給与階級別の総括表」を参考にしながら、月の手取り額を確認しましょう。

年収1000万円の手取り額

  • 平均給料・手当:938万5000円
  • 平均賞与:245万2000円
  • 平均年齢:51.6歳
  • 勤続年数:21.5歳
  • 給与所得者数:175万3060人

平均給与(年収):1183万7000円

平均給料・手当は約938万円なので、月の額面給与にすると約78万円。社会保険料や税金を引いた手取り額は、個人差がありますが約57万円程度と考えられます。月の手取りが50万円以上あれば、ゆとりのある生活をしながらまとまった貯蓄もできるでしょう。

年収2000万円の手取り額

  • 平均給料・手当:2017万5000円
  • 平均賞与:239万3000円
  • 平均年齢:57.3歳
  • 勤続年数:20.6歳
  • 給与所得者数:175万3060人

平均給与(年収):2256万8000円

年収2000万円の平均給料・手当は約2017万円なので、月の額面給与にすると約168万円。手取り額は個人差ありますが約125万円程度でしょう。

年収1000万円と2000万円では、手取り額がおよそ倍ほど違いました。年収2000万円になれば月の手取りも100万円を超えますが、日本では0.5%です。