業種別の平均給与、トップは「電気・ガス・熱供給・水道業」

年収1000万円といっても、収入は地域や業種、年齢などによっても異なるものです。どの業種だと年収が高いのか、同調査より業種別の平均給与を見てみましょう。

出典:国税庁「令和2年分 民間給与実態調査統計」

平均給与が500万円を超える職種は以下の通り。

  • 電気・ガス・熱供給・水道業:715万円
  • 金融業・保険業:630万円
  • 情報通信業:611万円
  • 建設業:509万円
  • 学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業:503万円
  • 製造業:501万円

業種別の給与階級別・構成割合をみると、最も平均給与が高い「電気・ガス・熱供給・水道業」は「年収800万円超」の人が全体の33.7%。他の業種に比べて、圧倒的に年収800万円を超える人が多いと言えます。

次に年収800万円超の割合が多いのは「金融業、保険業」(25.0%)、「情報通信業」(20.8%)、「学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業」(16.2%)、「建設業」(13.0%)、「製造業」(12.8%)。

上記のような職種に年収1000万円・2000万円の人が比較的いると考えられるでしょう。