非正社員の人手不足な5業種

同調査によると、非正社員の2022年1月の人手不足は28.0%。こちらも2020年5月に15.2%まで下がったものの、現在は2020年2月と同水準まで戻ってきています。

非正社員の人手不足のトップ5は個人消費関連の業種が多くなっています。

  1. 「飲食店」(76.6%)
  2. 「人材派遣・紹介」(51.7%)
  3. 「娯楽サービス」(50.8%)
  4. 「飲食料品小売」(49.4%)
  5. 「旅館・ホテル」(47.6%)

外出自粛で影響を受けた「飲食店」は 2021年10月調査時点で63.3%まで上昇し、今回は7割強という結果に。同調査の「人手不足がどんどん加速している」(中華料理店)というコメントからも分かる通り、飲食店の人手不足は深刻なようです。

「人材派遣・紹介」(51.7%)では「オミクロン株の影響は まだなく、派遣需要は旺盛。ただし、人手不足は変わらないため、採用コストは上昇傾向」(労働 者派遣)、「人手不足は当社にとってはチャンスである」(民営職業紹介)といった声が聞かれたとのことです。