一人暮らし用のマンションを購入
金融機関勤務の42歳女性のBさんは、老後の暮らしを踏まえて一人暮らし用間取りのマンションを購入したといいます。
「母は8年前に他界。その後、父が亡くなったので数百万円だけど遺産があった。それを頭金に、自分の最後の住まいとしてマンションを購入した。
定期収入がなくなる老後に、毎月決まった金額の家賃を支払わなければならない賃貸住宅というのはちょっと不安だなと思ったし、老後は足が悪くなったり、病気になったりすることも考えられる。できるだけ人の手を借りずに生活できるよう、都心に住むことにした。
田舎だと車を運転しないと暮らしていけないが、老後はすぐに免許を自主返納しようとも思っているから」と話します。
「都心にマンションを購入し、ローンは定年前までに完済予定。今はその後の暮らし方を考えるべく、いろんな人に話を聞いているところ。
シニア起業というのも最近は流行っているらしいし、個人事業主として働くのもいい。それなりにきちんと年金も納めてきたので、今のところ残りの人生を健康に生きられたら問題はないはず。なので、今は健康に生活すべくジョギングやジムで体を鍛えている」と話してくれました。
やはり老後の生活で気になるのは「住まい」。まとまった金額が手元にあるうちに準備するのも一つの手です。