まとめ:年金受給額の実態は平均とかけ離れている
厚生年金の平均は14.4万円。平均並みである15万円以上の金額を受給している割合は、46.4%です。
しかし男女別に深堀りすると、男性は64%、女性は約9.2%であることがわかりました。
今後も個人差は続くと予想できます。つまり、「平均くらいの年金が受給できる」という保証はないということです。
個人差が激しい分、「自分の場合はいくらか」という把握が重要になります。
ねんきんネットなどを参考に、まずは自分の受給額を知りましょう。その上で、将来の資金について計画的に準備をすることが大切になります。
参考資料
厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。