まとめ:年金受給額の実態は平均とかけ離れている

厚生年金の平均は14.4万円。平均並みである15万円以上の金額を受給している割合は、46.4%です。

しかし男女別に深堀りすると、男性は64%、女性は約9.2%であることがわかりました。

今後も個人差は続くと予想できます。つまり、「平均くらいの年金が受給できる」という保証はないということです。

個人差が激しい分、「自分の場合はいくらか」という把握が重要になります。

ねんきんネットなどを参考に、まずは自分の受給額を知りましょう。その上で、将来の資金について計画的に準備をすることが大切になります。

参考資料

厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)

LIMO編集部