皆さんは、どのくらい金融資産を持っていますでしょうか。また、いくら程度の預貯金をしているのでそうか。

金融資産には、預貯金だけではなく、株式や投資信託、保険などが含まれます。ちなみに不動産は含まれません。

さて、他人がどれくらいの金融資産を持っているのか、またどのような資産運用をしているのかは気になるという人もいるかと思います。

その一方で、「家族にもお金の話は聞きにくい」「知人にお金の話をして、悪い印象を与えたくない」という人もいるのではないでしょうか。

「お金」の話は誰にとっても他人に相談しにくいものです。そうした場合、公開情報や公的機関のアンケートなどは、多くの人の実態が理解できて大変便利です。

今回は、2022年1月14日に、知るぽると(金融広報中央委員会 事務局 日本銀行情報サービス局内)から発表された「『家計の金融行動に関する世論調査2021年』(二人以上世帯調査)」をもとに、皆さんの疑問の解決のきっかけにしていただければと思います。

今回は、全国5000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満でかつ世帯員が2名以上の世帯)にアンケートした結果内容から、日本人の資産及び資産運用の実態について整理していきましょう。

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