2013~2021年の「人気の職業」の変化は?
では、同調査より人気の職業の推移を2013年~2021年まで見ていきましょう。
常に1~3位で推移しているのは「看護師」です。特に女の子には人気で、資格職という安定感だけでなく、女性の職業の中でも比較的年収が高いと言われています。
2013~2015年まで1位にランクインしていた「公務員」は、2021年では5位に。それでも基本的にはトップ5にランクインしており、その人気の高さがうかがえます。
「保育士」は2018〜2020年ではトップ5外だったものの、2021年には2位にランクイン。内閣府は保育士や幼稚園教諭等を対象に、収入を3%程度(月額9000円)引き上げるための措置を令和4年2月から実施すると公表しています。
やりがいのある職業、かつ資格職のため、処遇が改善されることで希望する人も今後増えると考えられるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。