猫の多頭飼いで起こりがちなトラブルを避けるために注意すること
猫の多頭飼いで、猫同士の相性が良ければ、かくれんぼや追いかけっこなどで遊ぶことができ、運動不足の解消になります。しかし、猫同士の相性が悪いと、どちらかの猫がストレスを感じ、いろんな病気を引き起こすことになるかもしれなせん。猫が病気になれば、金銭、時間などの負担もあり、飼い主さんは大変な思いをするでしょう。そうならないために注意することを3つ紹介します。
今飼っている猫の性格をよく観察する
今飼っている猫が、1匹での生活が長く甘えん坊の猫、神経質で少しの環境の変化でもびくびくした様子を見せる猫などであれば、新しく猫をむかえるのは向かないかもしれません。また、おおらかな性格の猫でも、飼い主さんが新入り猫にかかりきっていると、拗ねたり、嫉妬深くなったりなど、扱いづらい状態になります。先住猫を優先しながら、新入り猫との関係を慎重に見守りましょう。
トイレは常に清潔にし、頭数+1が理想
新入り猫がやってきたら、トイレの数は「頭数+1」に増やしましょう。というのも多頭飼いの場合、トイレが少ないと排せつ物で汚れやすかったり、立場の弱い猫が遠慮して使えなかったりするからです。
猫はストレスが原因でいろんな病気を引き起こすことがあります。病気を予防するためにも、設置するトイレを増やし、清潔な状態を保つようにしてあげましょう。
猫の爪を切っておく
猫同士が仲良くなったら、じゃれ合ったり、駆けっこしたり、しょっちゅう遊ぶようになります。そんなとき、爪が伸びたままだと、絨毯に引っかけて捻挫したり、相手の猫の目を傷つけたりなど思わぬケガを招くことがあります。そうならないためにも、猫の爪は伸びっ放しにせず、切っておくようにしましょう。