厚生年金と国民年金を「男性」は月額平均でいくら受給しているか
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65歳になると、多くの方が受給することになる年金。最近では働くシニアも増えていますが、それでも老後生活を主に支えるのは年金になるでしょう。
今回は厚生年金と国民年金の受給額について、「男性」にフォーカスをあててみたいと思います。さらには年金額を増やす方法についてもまとめました。
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公的年金の仕組みをおさらい
日本の公的年金は、2階建てとなっています。
現役時代に積み立てたお金を将来受け取るわけではなく、「現役時代が支払った保険料を、年金受給者に分配する」という方式をとっています。
逆に言えば、私たちが年金を受給するときになると、財源はその時の働き世代の保険料になると言うことです(税金等も財源としてあてられます)。
1階部分にある国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満の全員に加入する義務があります。保険料は一律で、納付した期間に応じてもらえる年金の額が決まる仕組みです。
2階部分にあたる厚生年金とは、公務員やサラリーマンなどが加入できるもので、保険料は受け取る報酬に応じて変わります。将来もらえる年金額は、その納付額や加入期間によって決まるという仕組みです。
つまり、もらえる年金の額は個々で異なるということに。男性の受給額は、実際いくらぐらいなのでしょうか。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)