2022年1月29日から公式コラボカフェも実施している「ファイナルファンタジーXIV(以下FF14)」。
2021年12月7日にリリースされた最新の拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」にてメインストーリーが完結したこともあり、まだまだ盛り上がりは続きそうです。
今回は、FF14の「ユーザー数推移」にスポットを当てて解説してみます。
FF14の累計アカウント数が驚異的な伸び
新生版リリース日である2013年8月27日以降の発表に基づいてグラフを作成してみると、リリース以来、8年間にわたって継続的にユーザー数を伸ばしていることがわかります。
通常、運営型のゲームは「リリース直後~数か月が最もユーザー数が多く、徐々に逓減していく」という推移を辿るのですが、FF14はその法則を真っ向から破っています。
そして、「新生版」と但し書きをしている通り、FF14は最初のリリースバージョンの品質があまり高くなく、当時の代表取締役が2010年12月10日に「サービス開始以降2か月が経過致しましたが、なお、お客様からファイナルファンタジーとしてご期待いただいている水準に達していないと、深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます」と謝罪するような状況でした。
通常、このような状況でスタートしたゲームタイトルは、そのまま再起できずに終了してしまうのですが、FF14は再起に成功したのみならず、8年経過してもなお「サーバー混雑への対応」が必要で、混雑緩和のためにクライアントソフトの販売を2021年12月16日以降、一時停止せざるを得ないほどの盛況ぶりなのです。
なお、現在はサーバー混雑への対応も2022年1月25日のデータセンター増設に完了により一通り終了し、クライアントソフトの販売も同日より順次再開されています。