保護猫をお迎えするために必要な費用とは
また、譲渡される猫については、譲渡されるまでの間の管理費用や医療費が発生します。
それはワクチン接種や寄生虫駆除、諸検査などから避妊・去勢手術を済ませていれば、それが譲渡費用となって新しく飼い主となる方の負担になります。
費用は、各団体によって差はありますが、おおよそ1匹当たり「30000円~80000円位」です。
新しい試みをしている団体の例では、ふるさと納税を通じた支援や寄付で、譲渡会を開催する地域もあります。
他にも消耗品の寄付を受けつつ活動しているところもあります。
SNSに移行する保護猫の里親探し
かつて、こうした猫の里親探しは、個人でポスターを作製したり、口こみで貰われていったりしたものでした。
あるときは段ボール箱に入って「差し上げます」というときもありました。
それが最近ではSNSを利用して発信し、里親希望者もそれを見て出会えるようになって来ました。
こうした猫には幸せになって欲しいと願う人は多く、個人で里親探しをされる方達もいます。
SNSで里親希望者が見つかれば、仕事を休んで数100㎞移動して届けることもあります。
今までに数10匹を里親にもらってもらい、その費用は数100万円以上になるものの、人に知らせるまでもなく、生きがいとして行っている人達も大勢いるのです。