65歳以上「無職世帯」の貯蓄平均はいくらか。老後の破産フラグを見直す
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2022年度の法改正により、在職老齢年金の支給停止調整額が改定されます。「年金を受給しながら働く」という選択がしやすくなるため、働き続けるシニアが増えていくでしょう。
一方で、定年退職後は働くことなく悠々自適に過ごしたいという方もいます。働く希望があっても、介護や健康面の不安から叶わないことも考えられますね。
そこで今回は、65歳以上のうち「無職世帯」の貯蓄事情をみていきます。将来に向けた備え方のヒントとしましょう。
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今のシニア、貯蓄額はどのくらい?
総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」を参考に、65歳以上の実際の貯蓄額を見ていきます。まずは勤労世帯も含む、全世帯のようすを確認しましょう。
65歳以上・二人以上世帯の「貯蓄現在高」
貯蓄の平均値は2324万円。より実態に近いと言われる中央値は、1555万円でした。平均を超える「2500万円以上」の世帯が全体の32.5%ですが、一方で「300万円未満」の世帯は全体の15.4%います。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)