お金は「色分け」して管理を

働き盛りの方にとっては、老後のお金についてイメージがわかないかもしれません。「教育費や住居購入費のための貯蓄はあっても、老後の貯蓄は後回し」というケースもよく聞きます。そこでおすすめしたいのが、「お金の色分け」です。

なんとなく貯蓄をしているという方は、「冠婚葬祭や入院などに備えた生活防衛費」「教育費」「住宅購入費」「老後資金」のように色分けしてみましょう。口座を分けるだけでも残高が把握しやすくなり、モチベーションの維持に繋がります。

また長期で貯めていく資金については、預貯金だけでなく保険や資産運用を使う方法もあります。保険には個人年金保険などの貯蓄タイプがあります。低金利の今は増やすことが難しいですが、「強制的に積み立てる」「保険料が所得控除となる」などはメリットになるでしょう。運用にチャレンジしたい方は、変額保険や外貨建保険も選択肢となります。

他にもつみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)など、少額から始められる積立投資もあります。リスクをしっかり理解した上で、これらを選択肢としてみてはいかがでしょうか。