色鮮やかな花を咲かせ、世界中のガーデナーから愛されているクレマチス。
冬の剪定方法が分からず、育てにくいと思っていませんか。
今回はクレマチスの育て方やおすすめ品種を紹介します。品種ごとに違う剪定のコツを参考にして、毎年キレイな花を咲かせましょう。
クレマチスの基本情報
- キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)
- 多年草、ツル植物
- 草丈:20~300センチ
- 参考価格:500円(ポット苗)~3000円(4号鉢)程度
イギリスでは「ツル性植物の女王」と称賛され、バラのパートナープランツとして古くから親しまれているクレマチス。
品種改良によりたくさんの系統がつくられ、今では2000種類を超えるといわれています。開花時期は4月~10月で、花の色も白・青・紫・赤・ピンク・黄・茶・黒とさまざま。
ツル性植物なのでフェンスやアーチなどに絡ませたり、鉢植えであんどん仕立てにしたりするとよいでしょう。
クレマチスの育て方
日当たり
クレマチスは日光を好むので、日がよく当たる明るい場所で育てましょう。日当たりがよくないと花数が少なくなってしまいます。風通しのよさも生長に影響するので、風が通らず湿気が多い場所は避けましょう。
水やり
開花時期は多くの水をあげましょう。水切れしないように土の乾き具合を見ながらたっぷり水を与えます。鉢植えの場合は夏の水やりが1日2回必要なときもあります。
地植えは大きくなれば降雨に任せ、晴天が続くときだけ与える程度でもかまいません。冬の休眠期は水やりを控えます。