肥料
クレマチスは多くの肥料を必要とする植物です。真夏以外の春~秋にかけて、緩効性肥料を1~2ヵ月に1回、または液体肥料を1週間に1回程度施しましょう。地植えの場合は2月頃に寒肥を与えておくと新芽の生育を促します。
クレマチスの剪定方法
クレマチスの管理で大切なのは剪定です。クレマチスには旧枝咲きタイプ、新枝咲きタイプ、新旧両枝咲きタイプの3つがあり、タイプごとに剪定方法が違います。
旧枝咲きタイプ
系統:モンタナ系・シルホサ系・フォステリ系・パテンス系・アトラゲネ系
花が咲き終わった古い枝から、細い枝を出して花をつけるタイプ。冬になると枯れたように見えますが、実際には枯れてはいないので、間違えて剪定すると花が咲きません。
剪定のタイミングは4月~5月にかけて、花が咲き終わった後です。花から1~2節ほど下を目安に切り戻しましょう。
新枝咲きタイプ
系統:ビチセラ系・テキセンシス系・ヴィルオナ系・インテグリフォリア系・ジャックマニー系
新しく出てきた枝だけに花をつけるタイプ。2月~3月、5月~8月が剪定の時期です。新しく出てきた枝だけ残して、古い枝を切り落とします。根元から2~3節目上で剪定しましょう。
新旧両枝咲きタイプ
系統:テッセン系・タングチカ系・フロリダ系・ラヌギノーサ系
新しい枝と古い枝の両方に花をつけるタイプ。2月~3月、5月~8月が剪定の時期です。どちらも枝の先端から1~2節残して剪定しましょう。