年齢別の食費とエンゲル係数

次に、同資料をもとに、本題の食費と併せてエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費の割合)も確認していきましょう。

年齢階級別の二人以上世帯の食費

平均:7万6440円(エンゲル係数:27.5%)

  • ~29歳:5万7747円(22.5%)
  • 30~39歳:7万1438円(26.7%)
  • 40~49歳:8万3248万円(26.3%)
  • 50~59歳:8万2673円(25.1%)
  • 60~64歳:8万146円(27.3%)
  • 65~69歳:7万7893円(28.3%)
  • 70~74歳:7万3924円(30.0%)
  • 75~79歳:7万290円(30.4%)
  • 80~84歳:6万4866円(31.0%)
  • 85歳~:6万3244円(31.6%)

食費のピークを迎えるのは40代。

しかし、実は年齢を重ねるにつれてエンゲル係数は上がっているのです。一般的に退職時期となる60代後半から徐々に支出自体は減っているものの、食費は大きく減らないことから、エンゲル係数だけが上がっていくのでしょう。

老後は、現役時代よりも家にいる時間が増えることから、毎日の食事の変化が暮らしに変化を与えます。
そのため、家でも美味しい食事を求めて、あえて食費はかけている人は多いかもしれませんね。