エンタメから始まったSDGsの連鎖
ryu-yaさんと伊吹さんに共通しているのは、取り組みの根底にSDGsの思想が流れていることにあります。SDGsとは、国連で採択された社会課題解決を目的とした「持続可能な開発目標」のことです。
ryu-yaさんのケースでは、「ライブハウスの力になりたい」という思いが歌となり、プロジェクトアルバムになって多くの人に届きました。売上はライブハウスへの寄付となり、ライブハウスの持続可能性を高めました。
昨今よく耳にする「持続可能性」というワードは、SDGsの目的そのものです。
伊吹さんのケースでは「最も立場が脆弱な人たちのために社会課題を解決する」というアクションが、国連が提唱するSDGsそのものです。
SDGsには『連鎖』というキーワードがあります。ある一つのアクションが、次のアクションを誘発して次々と社会課題解決というポジティブなアクションが広がっていくことを意味しています。
ロックスフォーチルには、その取り組みに賛同した多くの有名アーティストが参加しています。さらに日本を代表する企業からの協賛も受けています。
社会課題解決アベンジャーズたちの「脆弱な立場の人を救いたい」という思いがエンタメ界や経済界に広がり、アクションの連鎖を引き起こしていったことを示しています。