ryu-yaさんと伊吹さんに出会ったのは、私が審査員として参加した「SDGs実践コンテスト(主催:公益社団法人名古屋青年会議所 SDGs実践委員会)」(2021年11月)でした。

このコンテストで、ryu-yaさんの『君と僕の希望の歌』プロジェクトは優秀賞に、伊吹さんの「ロックスフォーチル」は最優秀賞を受賞しています。

私の二冊目の著書『SDGsブランディングの教科書』(宣伝会議)の中でもお伝えしているのですが、SDGsに正しく取り組むことは、取り組んでいる人や会社や団体をブランド化させる効果があります。

ブランド化とは、広くポジティブに世間に認知され、深いリスペクトを得ることを意味しています。

国連はSDGsに関して「社会課題解決」と「経済的発展」を両立させるものであることを明言していますが、ryu-yaさんと伊吹さんのアクションは、エンタメの力でこの2つを両立させた例といえるでしょう。

このアクションがさらなる連鎖を起こして拡大していくことが期待されます。

私たちも社会課題の解決と経済的発展を両立させるアクションに、それぞれの場所で取り組み、世界の一隅を照らしていきたいと思います。

三科 公孝