ギョリュウバイの植え付け

苗を選ぶときは密に葉が茂り、葉色のよい株を選びます。一般的にギョリュウバイの植え付け適期は4~6月と9月です。

鉢植えの場合
購入したばかりの苗は鉢が小さく根が詰まっていることが多いので、早めにひと回りからふた回りほど大きな鉢に植え替えて下さい。

ギョリュウバイを鉢植えで育てる場合、1~2年に1回は鉢を替える必要があります。

用土は市販の草花用培養土を使うと手軽です。3割ほど赤玉土を混ぜるとさらに水はけがよくなります。自分で腐葉土、赤玉土、川砂等をブレンドして作ってもよいでしょう。

地植えの場合
ギョリュウバイを地植えにする場合は、日当たりや風通しが良く、真夏の西日が当たらない場所を選びましょう。天気のよい日に作業して下さい。

植える場所を決めたら植え穴を掘ります。大きさの目安は苗の根鉢よりもふた回りほど大きく、深さは30センチ程度必要です。

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植え穴を掘ったら、腐葉土などの堆肥を掘り起こした土に混ぜ込みます。堆肥を混ぜ込んだ土を使って、苗を植え付けていきましょう。植え付け後は、しっかりと水やりをして下さい。

水やり

鉢植えの場合は表土が乾いたタイミングでたっぷりと水をあげて下さい。乾燥を嫌いますが、過湿も同じように苦手。水やりのタイミングは注意が必要です。

地植えの場合は、植え付け直後は根付くまでたっぷりと水やりをしますが、その後は自然降雨のみで問題ありません。極端な乾燥が続く場合のみ水やりをします。