2022年の幕明け。

年明け早々の三連休を楽しみになんとか仕事始めに取り組む、そんな人もいるのでは?

三連休の最終日1月10日は成人の日。成人した20歳の親世代はおおむね40代~50代が多いかと思われます。

子どもが成人して安堵の中、これからはいよいよ自身のセカンドライフに目を向け始める時期ではないでしょうか(※編集部注)。

そんな今回は、人生の折り返し地点となる40代~50代の貯蓄額についてフォーカスします。

おひとりさま世帯と夫婦世帯で貯蓄額に差があるのかも、あわせて見ていきましょう。

【※参考記事】50歳を超えてから「月30万円の不労所得」を作る4つの方法

40代世帯の貯蓄額はどのくらい?【夫婦・おひとりさま】

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和2年)」の[単身世帯調査]と[二人以上世帯調査]を参考にします。

40代世帯・二人以上世帯の金融資産保有額

40代「夫婦世帯」の場合は?

平均:1012万円
中央値:520万円

平均値は一部の大きな金額につられてしまうため、現実的には中央値を参考にするとよいでしょう。

40代世帯・単身世帯の金融資産保有額

40代「おひとりさま世帯」の場合は?

平均:666万円
中央値:40万円

現実的な中央値を参考にしても、二人以上世帯が520万円に対して、単身世帯は40万円。その差は480万円もあります。

二人以上世帯の場合、共働きであれば世帯収入が多い上、家計のことを考えて計画的な貯蓄の意識があるのかもしれません。

単身世帯の場合は、金融資産非保有の割合が全体の3分の1を占めているため、中央値は40万円と著しく低くなっています。

もし自分に何かあっても困るのは自分だけ、という楽観がどこかにあるのかもしれませんね。