先取り貯金を見直す
貯蓄の基本は先取り貯金です。先取り貯金とは、給料日にお金を積み立てて貯金し、残ったお金で生活するもの。財形貯蓄や自動積立定期預金、つみたてNISAなどで行えます。
まだ先取り貯金を行っていない方は、まず先取り貯金をはじめましょう。一度申し込みをすれば、あとは自動的に貯まるので管理もラクです。
注意したいのは、無理な金額設定を行わないこと。月の収支が赤字になってしまい、結局貯蓄を切り崩すのでは本末転倒です。無理のない金額からはじめましょう。
すでに先取り貯金を行っている人は、見直しも検討しましょう。
時々赤字になっていたという方は、無理のない範囲に抑えます。一方で今年はもう少し貯金できるという方は、増額するのもいいでしょう。
もしものときに備えた貯蓄が準備できている方は、先取り貯金の一部に運用を取り入れるのもいいでしょう。たとえばつみたてNISAを利用すれば、通常は運用益に対して20.315%かかる税金が非課税になります。
資産運用はリスクもありますが、毎月一定額を積み立てる積立投資ならリスクを抑えながら運用することも可能です。自分で働くだけでなく、「稼いだお金に働いてもらう」という視点も現代は取り入れるといいでしょう。