ロウバイ
甘い香りの花を咲かせるロウバイは正月の縁起物。梅よりも早く春の訪れを告げる花として飾られることが多い庭木です。
蝋細工のような黄色い花が特徴的で、冬の寒い時期のさなかに花を咲かせる「雪中四友」に数えられています。※雪中四友…ロウバイ、サザンカ、ウメ、スイセン
花が少ない冬の庭にもオススメで、病害虫の心配も少なく土壌も選ばない丈夫な樹木です。
日当たりが良いほうが花付きがよくなりますが、半日陰でも問題なく育ちます。剪定の手間も少なく、初心者にもおすすめの育てやすい樹木です。
甘い香りと可愛らしい花にきっと癒されることでしょう。
※参考価格:2000~4000円前後(5号鉢、40センチ程度)
まとめにかえて
新年に手に入れたり、植えたりした植物は自分にとっても思い入れの深いものになります。植物を通じて四季を感じたり、癒やされるときもあるかもしれません。
植物を育てる楽しみを味わいながら、今年もボタニカルライフを楽しみましょう。
大城 望
執筆者
立命館大学文学部卒。グルメ、ガーデニング、ゲームなどを専門とし、リサーチをベースにテーマの深堀を目指すジャーナリスト。大学卒業後、大手書店の店員として勤務した後、グルメクーポン誌の編集者に転身。「東京スイーツパスvol.4」では編集長を務める。その後グルメwebメディア「favy」にて、編集者としてのキャリアを積んだ後フリーランスのライターとして独立。紙媒体では「OZmagazine」、「ファミ通ゲーム白書」、「週刊ポスト」などで執筆。また、web媒体では「みん就キャリマガ」、「BAR TIMES」などを担当。多様なジャンルの仕事をする中、リサーチから対談取材、インタビューなど様々な現場で経験を積む。今置かれた状況しかできないことを思い切り楽しむことに常に必死。アンテナは常に広く、お金をかけずに毎日をさらに豊かに楽しく過ごすためのライフハックを探すのに夢中。自宅の家庭菜園で野菜や植物を育てるのが好き。好きな言葉はスヌーピーの「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ」