バラ

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新たな年を迎えた時だからこそ、思い切って憧れのバラのある生活を始めてみるのもオススメです。近年ではバラの品種改良も進み、病害虫に強く丈夫で育てやすいバラや、トゲのないバラなども多く登場しています。

品種ごとの特性や育て方の難易度などをしっかり吟味して苗を選び、育て方のポイントさえ押さえればバラ栽培は初心者でも特別難しいことではありません。

バラ初心者なら大苗から育てるのがおすすめ。1月は大苗の植え付け適期で枝が短く剪定された開花前の苗が販売されています。購入したら8~10号位の鉢を選んで植え付けましょう。

冬はバラの休眠期なので今すぐに花は楽しめませんが、暖かくなるにつれて赤く色づいた枝から新芽が伸びて春には花を楽しむことができるでしょう。

いまの時期は寒さが厳しいため、乾燥と霜よけのため不織布等通気性のある素材で囲いをして管理をすると万全です。

苗を植え付けたら寒肥も施しましょう。肥料に書いてある用量・用法を守って施肥をします。バラ用の肥料を使うと手軽です。

バラを手間をかけた分だけ、キレイに咲く花です。開花に向けてバラを大切にお世話することで、春の訪れがより一層待ち遠しくなるでしょう。

※参考価格:2000~4000円前後(大苗)

マンリョウ

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可愛い赤い実がたくさん成り、縁起物としてお正月にも人気のマンリョウ。「万両(マンリョウ)」という名前からも、財運上昇を祈願する植物としても知られています。

生長しても樹高も1mほどでコンパクト。鉢植えでも育てられるので、お正月をきっかけに育ててみてもよいかもしれません。

近年は、赤い新芽が美しい「紅孔雀」、黒い新芽がクールな「カラスバマンリョウ」など、葉が美しいカラーリーフ系のマンリョウもあります。赤い実だけではなく、白や黄色の実を付ける品種もありバラエティ豊かです。

夏には小さな可愛らしい花を咲かせ、冬に実を付けます。剪定もほぼ不要。古くから日本で育てられてきた植物のため、日本の気候にも合い初心者にもおすすめです。

強い日差しが苦手なので日陰や半日陰で育てます。土が乾き始めたら水をたっぷりあげましょう。カイガラムシの被害に遭いやすいので、こまめに全体を観察し見つけ次第駆除しましょう。

マンリョウは室内でも育てられるので、観葉植物としても楽しめますよ。

※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)