2022年に入り、みなさんもう新年の目標は立てられましたか。

1月には目標を決めて頑張るものの、途中から忘れてしまい、気付いたらもう年末…なんてことも忙しい大人には多いもの。「2022年こそは良い年にしたい」と願うなら、ある程度計画的にいくと良さそうですね。

人生を後悔しないための一つの参考となるのが、年配者の意見です。今回は熟年夫婦が「若いうちにやっておけば良かった」と思うことをみていきましょう。

「若いうちにやっておけばよかった!」1位は?

松井証券が全国の結婚3年以内の20~30代男女400名、結婚30年以上の50~60代男女400名(以下、熟年夫婦)合計800名を対象に行った「夫婦の家計管理事情に関する調査」(2020年6月30日公表)より、熟年夫婦が「やっておけばよかった」と後悔しているものを確認しましょう。

熟年夫婦の「やっておけばよかった後悔」

  • 1位:資産形成・資産運用(37.6%)
  • 2位:定期的な運動(26.0%)
  • 3位:後悔したものはない(24.7%)
  • 4位:旅行(19.9%)
  • 5位:親孝行(18.7%)

※松井証券株式会社調べ

熟年夫婦が若い頃からやっておけばよかったと思う1位は「資産形成・資産運用」でした。

国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は433万円。日本の平均給与は2010(平成22)年より400万円台で推移しています。

一方で、この冬は食料品や電気料金などの値上げが相次いています。2019年には、年金以外に2000万円必要という「老後2000万円問題」が話題となりました。平均給与が変わらない一方で、お金への不安は増えているでしょう。

歳を重ねてから「想像していたより貯蓄が少ない」と気付いても、働きたくても体力的に厳しかったり、運用を始めたくても時間が足りなかったりといった問題もあるでしょう。

お金はダイレクトに生活に関わりますから、後悔も大きいと言えそうです。

2位は「定期的な運動」でした。持病を抱えればそのタイミングで「もっと運動しておけばよかった」と後悔するでしょう。

まずは気分転換からはじめて、自身の健康や健康寿命を伸ばすためにも、運動を習慣化できるといいですね。

3位は「後悔したものはない」でした。こう言い切れるようになるためにも、日々後悔のない選択を積み重ねていきたいものです。