年をとってから気になるのは「お金」と「健康」
先ほどの調査をみて分かるように、歳を重ねてからの後悔で大きいのは「お金」と「健康」に関わることでした。どちらも生活に直結する問題で、貯蓄が少なかったり、病気をしたりすると不安も大きいですよね。
同時に、お金も健康も若い頃からの積み重ねが大切です。早いうちから対策を取ることで、後悔も減らせるでしょう。
中でも「お金」の部分について、同調査より熟年夫婦が資産形成や運用を始めるのが良いと思うタイミングを確認します。
資産形成・資産運用を始めるのがよいと思うタイミング
- 独身時代(50.8%)
- 結婚時(31.6%)
- 子どもの就学時(6.1%)
- 出産時(2.5%)
- 子どもの入園時(0.8%)
- その他(8.3%)
82.4%が結婚時までに始めるのが良いと答えています。
ところが、結婚して子どもができてからやっと必要性を感じ始めるという方も多いですよね。資産運用については難しいイメージがあり、リスクもあるのでつい「先伸ばし」になってしまいがちです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。