年代別の1カ月の食費はどれくらい?
では、年代別にみると一般的に食費はどれくらいかかるのでしょうか。総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」を参考に確認しましょう。
食費の中でも、外食費以外で各世代ともお金をかけるトップに入るのが「調理食品」です。そちらもあわせて確認します。
年代別の食費(調理食品)
- ~29歳:5万7747円(7836円)
- 30~39歳:7万1438円(9331円)
- 40~49歳:8万3248万円(1万987円)
- 50~59歳:8万2673円(1万2365円)
- 60~69歳:7万8908円(1万1215円)
上記を見てみると、食費が最もかかるのが40~50代。食べ盛りのお子さんがいるご家庭が多い年代ですね。
調理食品にかける金額は40~60代で1万円を超えました。
優先順位は自分で決めよう
令和ママの新常識をみてきましたが、いまは価値観の過渡期であり、昭和の考えも根強く残ります。
時には周囲の意見に心が揺れ、悩んだり罪悪感を感じたりすることもあるでしょう。それでも日々の仕事や育児は待ったなしで、やるべきことは数え切れないほどあり、時間は有限です。
忙しい日々の中で、まずは自分が心から大切にしたいことの優先順位を決めてみましょう。ブレることがあってもその優先順位に戻ることで、徐々に罪悪感も減るはず。
一つの価値観に縛られるのではなく、押し付けるのでもなく、自分なりの選択ができるといいですね。
参考資料
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」
- PRTIMES「『夕食のおかずは毎日手作りしなくていい』と考えるママは96.1%〜家事の機械化や外注にも抵抗感なし!~ 動画メディア「mamatas(ママタス)」が令和ママの新常識を大調査」
- 総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2020年(令和2年)」
宮野 茉莉子