来年はどんな1年になるのか
年収は年齢、勤続年数、業種・職種等によっても大きく左右されます。今回は40代男性、そして業種に絞ってみてきましたが、業種だけでも違いは大きいですね。
ここ2年ほどさまざまな業種が新型コロナウイルスの影響を受けました。はじめの経団連による「2021年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均) 」では、冬のボーナスが私鉄は57万7620円(前年比22.26%減)、建設は119万5955円(同17.18%減)、造船は79万2833円(同7.16%減)と落ち込んでいます。
一方で、商業は71万1375円(同23.15%増)、印刷は65万2492円(同8.57%増)、繊維は81万5354円(同6.30%増)へと増加へ。
オミクロン株の動向が見えませんが、ワクチン接種や治療薬などもありコロナ禍1年目とは様相が変わっています。コロナ禍3年目となる来年はどのような1年になるのでしょうか。
参考資料
- 日本経済団体連合会(経団連)「2021年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)」
- 国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」
- 転職サービスdoda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】(2021年12月13日公表)」
- 転職サービスdoda「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
宮野 茉莉子