金融商品は何を基準に選んだらよいのか?
いざ、資産運用を始めようと思っても、どんな金融商品を選ぶべきなのか悩む方が多いでしょう。
同資料には、資産運用を行うときの、金融商品の選択基準も集計されています。こちらも年代別で確認していきましょう。
金融商品の選択基準(金融資産未保有世帯含む)
【40歳代→50歳代】
- 収益性:25.6%→17.9%
- 安全性:30.4%→36.6%
- 流動性:20.0%→24.6%
- 商品内容がわかりやすいから:6.2%→4.6%
- その他:13.5%→14.5%
- 無回答:4.2%→1.8%
「収益性」は年齢層が上がるごとに選択基準から外れ、代わりに安全性や流動性が増しています。
集計を詳しく見ると、収益性は「30歳代」の32%から「70歳代以上」の14.5%まで減少し続けるのに対し、安全性や流動性は「50歳代」から「70歳以上」で高くなる傾向があります。
これらをふまえると、年代によって選ぶべき金融商品は変わってくることが考えられますね。