足元の客単価と客数はどうなっているのか

2021年11月の月次動向を見てみましょう。

11月の既存店売上高は97.4%で前年同月比でマイナス成長となっています。

ただ、その売上高の内容は、客数が95.7%でマイナスの一方、客単価は101.8%とプラス成長となっています。

この構造はコロナ禍の2020年3月から見ても大きく変わっていません。

客数に関しては、途中2021年4月と5月は前年の反動もあり、100%を回復していますが、6月に入り、再び100%を割っています。

一方、客単価は継続的に100%を超えています。

値上げやトッピング戦略が構想しているといえますが、マクロ環境でいえば資材インフレや今後の消費者の嗜好の変化が同社の商品戦略に影響を与えそうです。

参考資料

青山 諭志