さまざまな方法で貯蓄していこう

世帯年収600万円のご家庭のリアルなお財布事情を見てきました。住宅ローンや教育費の負担を考えると、貯蓄があっても安心しきれないと分かります。

子どもが大学を卒業すれば、教育費の負担がなくなるので貯蓄スピードも上がるでしょう。ご家庭によっては退職金も出ます。

ただ先ほどの老後2000万円問題の試算は介護費用などは含まれません。老後に旅行やリフォームをしたい、介護が必要になったら施設に入りたいなどと考える場合には、さらに別で用意する必要があります。

なかなか平均給与が上がらない今の日本では、貯蓄を増やすのも難しいものです。節約や資産運用などさまざまな手段を考え、早いうちから備えていきたいですね。

参考資料

宮野 茉莉子