天海祐希さん主演映画の「老後の資金がありません」が話題となっています。老後での生活資金準備に、多くの方の関心があるという背景もあるのでしょう。

はたらく世代向けの資産形成の方法としては、「イデコ(iDeCo)」や「つみたてNISA」といった制度もあり、いわゆる「つみたて投資」に注目が集まっています。

また、コロナ禍で資産運用について「改めて考えなおした」「真剣に考え始めた」という人も多いのではないでしょうか。

今回は、iDeCoの運用資産残高が1000万円を超えた40代サラリーマン投資家のRさんに、話をうかがっています。Rさんは、以前の勤務先で企業型DC(企業型確定拠出年金)があり、転職した際に個人型確定拠出年金(iDeCo)に切り替えた方です。

企業型DC時代のつみたて投資を含め、ここまでの累計投資額は672万円。2021年11月現在の資産評価額は1000万円を超えています。

投資初心者の中には、つみたて投資でどれくらい儲かるのか、どれくらいの資産を作れるのか、といった点に関して手触り感がないという方もいらっしゃるかと思います。ちなみに、Rさんのつみたて投資の含み益は投資累計額の49%に達しています(※編集部注)。

【※参考記事】【iDeCo】10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?

Rさんは、iDeCoだけではなく、同時につみたてNISAも運用しており、まさにつみたて投資を実践している個人投資家の一人です。

今回は、つみたてNISAで老後資金2000万円を準備できるのか、話を聞いてみました。