水やり
定植後の水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。過湿になると根腐れを起こす可能性があります。
肥料
エンドウマメは根に根粒菌があるため、自ら養分であるチッソを作ることができます。そのため、実を育てるための追肥について多くは必要ありません。
追肥のタイミングは基本的に3回。1回目は春につるが伸びて支柱を立てる時、2回目は花が咲き始めた頃、3回目は収穫の始まるころです。
支柱立て
エンドウマメのつるが伸びる前に2メートルほどの支柱を垂直に立て、ネットを張ります。
つるが伸びてきたら、つるをネットに絡ませましょう。そうして1回目の追肥を行い、土寄せをします。
冬越し
エンドウマメは越冬するので防寒対策が必要です。具体的な方法としては、もみ殻やわらを株もとに置くか、不織布で覆います。
わらからつるが出てくると寒さで枯れてしまうので、2月頃には株もとに堆肥を敷くか、あぜにわらを立てましょう。
収穫
エンドウ豆の収穫は4月頃ですが、種類によって収穫のタイミングが異なります。
絹さやの場合は花が咲いてから20日ほど、スナップエンドウは30日ほど、実エンドウも30日ほどです。
絹さやはさやの長さが6~7センチ程度になったとき、スナップエンドウはさやがふくらんで鮮やかな緑色のとき、実エンドウは中の実が大きくふくらんできたときが収穫の目安。
収穫方法は、さやの上の部分をハサミでカットします。収穫したエンドウはさやのままポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
まとめにかえて
今回はエンドウ豆とアシタバを紹介しました。
アシタバはベータカロテン、エンドウ豆はタンパク質が豊富な野菜です。
季節は冬まっさかりですが、春の収穫に向けて栄養たっぷりの野菜が育てられます。家庭菜園でぜひチャレンジしてみてください。
大城 望