ビカクシダ

  • ウラボシ科ビカクシダ属
  • 常緑多年草
  • 原産地:アフリカ、アジア、オーストラリアなどの熱帯地域
  • 参考価格:2000円前後(4号ポット苗)

ビカクシダは樹木に着生するシダの仲間です。裂けたような葉先と垂れ下がる姿がとてもユニークで、鑑賞用としても人気です。姿がコウモリに似ていることからコウモリランとも呼ばれています。

家庭ではハンギングバスケットなどに入れると、カッコいいインテリアになります。

ビカクシダは日光を好みますが、直射日光は苦手です。夏の間はカーテン越しの日当たりのよいところなどで管理しましょう。日陰は避けるようにします。

水やりのペースですが、春から秋の間はチップや苔が乾いたら霧吹きで水を与えましょう。水を与えすぎると枯れる原因になります。

鉢で育てている場合は、水を張った深めのお皿に鉢ごと入れて、下から水を与えるようにしましょう。

冬の間は霧吹きで水を与え、乾かし気味に育てます。冬に水をたっぷりあげてしまうと、根が冷えて枯れるので注意が必要です。

フィカス・ベンガレンシス

フィカス・ベンガレンシス(Katrina Era/Shutterstock.com)

  • クワ科フィカス属
  • 木類
  • 原産地:インド、スリランカ、東南アジア
  • 参考価格:6000円~1万6000円前後(7号鉢)

フィカス属はゴムの仲間の木。約800種が熱帯や温帯に生息していて、フィカス・ベンガレンシスもそのひとつです。

フィカス・ベンガレンシスは大きなサイズがおすすめ。湾曲したユニークな幹に大きな葉が適度に茂るので、とても見映えがよく、人気があるのも納得です。

置く場所は日光が当たる窓際が最適ですが、直射日光は葉焼けの原因となります。夏はカーテンなどで調整をして、明るいところに置くようにしましょう。

水やりは土の表面が乾燥したらたっぷりと、冬は土の表面が乾燥してから2~3日たった頃に与えましょう。

また、害虫予防のために年間を通して霧吹きで葉に水をかけます。葉にホコリがたまりやすいので、霧吹きをするときに葉に積もったホコリも拭いてくださいね。

まとめにかえて

今回はおしゃれで人気、個性的な観葉植物を5つ紹介しました。室内で育てる際は、水やりと日当たりに注意して育てるとよいでしょう。

置き場所によって、育ち方がずいぶん変わるときもあります。継続して観察やお世話をすることを忘れないでくださいね。

LIMO編集部