お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。
乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。
ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。
LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。注目度の高い大学・学部をピックアップ。入学金や授業料などがどのくらいか、大学の開示資料などをもとに見ていきたいと思います。
今回は、早稲田大学・国際教養学部を取り上げます。2004年に設立された同学部は、高円宮承子さまもご卒業されています。
では、同学部を卒業するまでに、どのくらいお金が必要となるか見ていきましょう。
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【早稲田大学・国際教養学部】学費の構成
早稲田大学・国際教養学部の納付金は以下のような構成となっています。
初年度納付金(2022年度入学生)
- 入学金:20万円
- 授業料(春学期):69万5000円
- 学生健康増進互助会費(春学期):1500円
- 授業料(秋学期):69万5000円
- 学生健康増進互助会費(秋学期):1500円
初年度合計
- 159万3000円
在学生納付金(第2~4年度:予定)
- 入学金:---
- 授業料(春学期):79万5000円
- 学生健康増進互助会費(春学期):1500円
- 授業料(秋学期):79万5000円
- 学生健康増進互助会費(秋学期):1500円
- 校友会費(4年度秋学期のみ):4万円
2年次以降納付金(年額)
- 2~3年次:159万3000円
- 4年次:163万3000円
その他
日本語を母語とする学生にとってカリキュラム上必須となる1年留学は、早稲田大学と留学先大学の両方に二重に学費を支払う必要はない。ただし、留学プログラムにより必要な学費は異なる。また、学費の他に、渡航費用や現地での住居費、食費、生活費等が別途かかる。
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早稲田大学・国際教養学部に4年間在籍すると学費はどのくらいかかるのか
ここまでの数字を計算してみましょう。
初年度納付金+在学生納付金(2~4年次)=641万2000円
以上の結果となりました。
また同学部の性格上、この他に「留学にかかる諸々の費用」が必要となることも視野に入れておく必要があるでしょう。
では、この授業料(約650万円)を預貯金で準備するとなると、毎月いくらつみたてる必要があるのでしょうか。
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毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか
この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。
先ほどの4年間に必要な授業料をいったん「約650万円」とし、「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。
10年かけて準備する場合
まずはさきほどの「650万円」を、120か月(10年)で割ります。
650万円÷120カ月=約5万4000円
毎月5万円を貯蓄に回す、というのは意外としんどいかもしれません。住宅ローンを抱えたり、きょうだいの多いご家庭であればなおさらのこと。
では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。
18年かけて準備する場合
同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。
650万円÷216か月=約3万円
生まれた直後から積立を始めた場合であれば、毎月約3万円が必要となることが分かりました。
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大学進学費用を、上手に準備していくためには?
フトコロ事情は世帯ごと異なりますが、毎月「欠かさず」貯蓄を続けることを考えると、決して小さな金額ではないことが分かります。お子さんが2人・3人いらっしゃるご家庭であればなおさらのこと。
大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきたいものです。預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点が求められる時代になったといえそうです。
参考資料
- 早稲田大学「2022年度学部入学者 入学金・学費・諸会費 一覧表(初年度)」
- 早稲田大学「2022年度学部入学者 入学金・学費・諸会費 一覧表(第2~4年度)」
LIMO編集部
