同じ年収でも手取りは「約6万円」違う?勤務先が所在する都道府県の健康保険料率や扶養家族の有無が、早見表には映らない手取りの差を生む仕組みを編集部が試算しました 協会けんぽの都道府県別保険料率と国税庁・大阪市の扶養控除額をもとに、年収300万〜900万円の手取りを編集部が比較検証 2026.09.11 23:17 公開 執筆者LIMO編集部年収解説班 監修者下村 美乃莉 「年収 手取り 違い」の早見表を調べても、実際の給与明細とズレることはありませんか。年収300万〜900万円の手取り早見表を編集部が試算した上で、協会けんぽの都道府県別保険料率(佐賀10.55%・新潟9.21%)と、国税庁・大阪市が定める扶養控除額(所得税38万円・住民税33万円)という2つの見落としがちな要因を、金額で検証します。転職や引っ越し、扶養家族の増減を控えている方におすすめです。 この記事のポイント 年収と手取りの違いを、編集部試算の早見表で紹介します(年収300万円で手取り約241万円、900万円で約661万円です)。 早見表は東京都・扶養家族なし前提のため、住む都道府県や扶養家族の有無で実際の手取りは数万円変わります。 都道府県別の健康保険料率と扶養控除額の具体的な金額差を知り、自分の状況に当てはめて確認する方法がわかります。 記事の続きを読む 1/3 出所:国税庁「No.1410 給与所得控除」、同「No.1199 基礎控除」、全国健康保険協会「令和8年度保険料率(東京支部)」などを基にLIMO編集部試算 Check! 次ページ(画像と一緒に記事を読む→):都道府県による健康保険料の差を見た次は、扶養家族の有無で「税金だけ」が変わり社会保険料は変わらないという、もう一つの見落としやすい仕組みも確認してみませんか。早見表を自分の状況に当てはめる前に、両方のズレを知っておくと安心です。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 年収の壁178万円は2025年・2026年でどう変わった?令和10年分は168万円に縮小予定、住民税は1年遅れ・扶養控除にも影響する変更スケジュールを解説 「178万円の壁」は令和8・9年分限定で、10年分から168万円に縮小予定。住民税は1年遅れ、扶養控除の年収要件も連動して変わります。大学生の子がいる家庭向けの「150万円の壁」との違いも解説。 年収の壁178万円はいつから?内訳は給与所得控除74万円と基礎控除62万円・特例42万円、対象者と年末調整で反映されない退職者の落とし穴を国税庁資料で確認 103万円の壁は178万円に引き上げ。内訳は給与所得控除74万円と基礎控除62万円・特例42万円で、一部は令和9年分までの時限措置です。年末調整は令和8年12月から、退職者は確定申告が必要になります。 「年収の壁」103万・106万・130万円はどう違う?パートと大学生の子がいる家庭、社会保険と税金の壁を一覧比較で2026年の変更点まで整理して解説 「103万円の壁」「106万円の壁」「130万円の壁」……似た数字が並び、何が自分に関係するのか分からなくなっていませんか。「年収の壁」は103万→178万円、106万円は2026年10月撤廃、130万円は4月から判定方法が変更されました。パートで働く方、配偶者や大学生の子がいる方に向けて、配偶者の壁、大学生の子の壁(令和8年分は197万円)との違いも一覧で整理します。 なぜこんなに手取りが少ないのか?年収との違いはどこで生まれる?「額面の75~85%」という目安のズレを、通勤手当の非課税範囲や社会保険料の上限まで踏み込んで編集部が試算・解説 厚生年金保険料の上限や所得税の累進課税といった、手取り計算で見落としやすい控除の内訳と境界線を編集部が整理して解説します LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #早見表 #扶養控除 #健康保険料