ラディッシュ

  • アブラナ科ダイコン属
  • 原産:ヨーロッパ
  • 品種:赤丸はつか、レッドチャイム、さくらんぼなど
  • 参考価格:(種)300円前後

ハツカ(二十日)ダイコンというだけあって、収穫までがとても早い野菜です。春に戸外で育てるとアオムシの被害に遭いやすいのですが、室内ならその心配もありません。

種まき
ラディッシュは種から育てるのが一般的。できれば、少し深さのある容器で育てるとベストです。プラカップの大きいサイズなどもオススメです。

直径が10~15センチくらいの容器なら、等間隔で7~10粒程度の種をまきます。最終的には株間が3、4センチほどになるよう、2回程度間引きます。間引いた後は土寄せをしておきましょう。

管理
植え替えはしないで育てます。本葉が4、5枚になったら、化成肥料を追肥して株元へ土寄せしましょう。

収穫
1ヶ月くらいで収穫が可能です。赤みを帯びた丸い株が土から見えるようになります。土から見える部分の直径が2~3センチ程度になったら収穫しましょう。

ミニニンジン

ミニニンジン(akkara KS/Shutterstock.com)

  • セリ科ニンジン属
  • 原産:中央アジア
  • 品種:ミニキャロット、ベビーキャロット、ピッコロ、ラブリーキャロットなど
  • 参考価格:(種)300円前後

収穫できると嬉しいのがミニニンジン。発芽が難しいチャレンジ野菜ですが、室内の温度なら栽培に適した温度です。

小さな姿でもしっかりニンジンの形をしているので、育てて楽しい野菜です。収穫してフレッシュな状態でそのまま丸ごと食べられます。

種まき
ニンジンは種から育てましょう。ラディッシュと同樣、深めの容器で育てます。

ニンジンの種は吸水力が弱いので、一晩、水につけてから種をまくと発芽しやすくなります。直径10~15センチ程度の容器なら、等間隔で7~8粒ほどまきましょう。

ニンジンは発芽するために光が必要です(好光性)。覆土は薄めにするようにします。

管理
株が育って隣の株と接触するようになってきたら、間引きします。2回程度おこないましょう。最終的には株間が3~4センチ程度にします。間引いた後は土寄せをしておきましょう。

収穫
品種にもよりますが、70~80日程度で収穫が可能になります。長さが10センチ程度になれば食べごろです。抜き取る時はちぎれやすいので注意しましょう。