「夫婦の働き方」から考える、老後のお金と暮らし

夫婦の年金受給額を「妻の働き方別」に見てきました。やはり「厚生年金の受給額」に左右される部分が大きいことが分かります。

また、夫婦ともに自営業やフリーランスだった場合、年金生活を支える老後資金を、より丁寧に準備しておく必要があるといえそうです。iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)やつみたてNISAなどの税制優遇制度の活用を検討されてもよいでしょう。

「今は共働きだけれど、妊娠・出産した場合は仕事をどうしようか・・・・・・」などと考えている方も多いはず。老後の年金面に着目した場合、産休・育休・時短勤務などをフル活用し、長く働き続けるという選択肢が有効であるといえそうです。

とはいえ、「老後の年金」だけを基準に働き方を選ぶというのも現実的とはいえないでしょう。夫婦の役割分担、そして「最適な働き方」は家庭によってそれぞれ異なります。

将来を見据えた働き方で悩んでいる場合は、一度この記事を参考にご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。老後のお金と暮らしのこと、じっくり考えていきたいものですね。

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参考資料

鶴田 綾