老後資金を準備できる資産運用とは
老後を見据えた資産づくりは、個人で努力する重要性が叫ばれます。例えば厚生労働省の「令和2年(2020年)版厚生労働白書」によると、所得のすべてが公的年金等である高齢者世帯の割合は約5~6割で推移しています。
つまり約半数は、給料や不動産などの収入が見込めるということ。健康である限り、退職後も働き続けることは老後の資産形成に有効でしょう。
しかしあらゆるリスクを考慮したとき、長生きリスク、つまり寿命は延びても健康に過ごせない可能性は考慮しておく必要があります。70代で働けなくなったときを想定すれば、資産運用が有効な手段となるかもしれません。
資産運用には定年がないので、退職後も運用を続けることができるからです。しかし運用にはリスクがつきもの。少しでもリスクを回避するためには、時間を味方につける必要があります。早めに準備を始めればそれだけ投資のリスクを抑えられるということです。
老後を見据えたとき年収や貯蓄に不安があるなら、資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。オンラインセミナーなどで情報を集めてみると、新たな気づきが生まれるかもしれません。
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参考資料
- 厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)(二人以上の世帯)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年(2020年)調査結果」
- 厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書」
LIMO編集部