IoT猫トイレ「toletta」の使い心地は?
我が家で使っているのは「toletta(トレッタ)」というIoT猫トイレです。このトイレは多頭飼いにも対応していて、体重ではなく「カメラで撮影した猫」によって個体判別します。最初のうちは誤動作(飼い猫の「みかん」と「あんず」をあべこべで判断するなど)もしますが、あとから学習内容を修正すれば、最終的には自動的に分類できます。
また、トイレ中に尿量や体重も同時に計測してくれ、トイレ中の動画も撮影してくれるので、猫の健康管理と家庭内コミュニケーションにも大変役に立ちます。体重の推移が専用アプリでグラフ化されて「ご飯の量を増やそう/減らそう」という判断や、トイレ交換の目安の判断がしやすくなりました。
また、トイレ中の猫を眺める機会は意外と無いので、トイレ中の猫の動画をたまに見ると、意外なクセがわかってとってもかわいいです。
トレッタの唯一の気になる点は、「夜も明るい」ことです。カメラで撮影するために光量を確保する必要があり、夜中も白いライトでトイレが照らされています。そのため、寝室近くに置くと「寝室が薄く明るい」状態になってしまいます。人によっては眠れなくなる可能性があるので、置き場所には注意しましょう。
このように、猫はトイレ一つとっても奥が深い生き物です。猫に必要なケアや知識を付けたうえで、正しく猫を可愛がれるようにしたいですね。
参考資料
- 清瀬市「下水に流してはいけないもの(犬や猫などペットの糞(ふん)・油・髪の毛など)」
- 東京都「下水道局都民の声窓口に寄せられた都民の声(平成30年7月分)」
- 南風原町「猫のふんや尿害等に困ってる方へ」
- 国立大学法人 岩手大学「ネコの糞尿被害に困っている人たちに朗報~ネコの糞尿被害を防止する新技術開発に成功~」
- 驚異の防臭袋BOS(ボス)公式サイト
- 株式会社トレッタキャッツ「toletta cats」
當瀬 ななみ