観葉植物の剪定後、ケアや管理は?
観葉植物の剪定は切りっぱなしではいけません。剪定後のケアについて説明します。
切り口をケアする
剪定後の観葉植物は、傷を負った状態です。低木や高木などを剪定した後は切り口をそのままにせず、癒合剤を塗ってあげましょう。
そのままにしておくと、細菌やカビなどが侵入する恐れもあるので危険です。癒合剤を塗ることで、切り口が早く乾燥し、傷を負った状態からの回復も早まります。
日当たりの良い場所に移動する
切り口に癒合剤を塗った後、日光のよく当たる場所へ観葉植物を移動しましょう。日光浴をさせることで観葉植物の成長が促され、元気な新芽が出るようになります。
しかし、葉焼けの危険もあるため直射日光には注意しましょう。観葉植物を室内で管理している場合はレースカーテン越しの陽だまりへ、屋外で育てている場合は室内へ移したり遮光ネットを使うなど工夫が必要です。
肥料について
剪定適期は成長期と重なるので、肥料をあげるにも向いた時期です。新芽の萌芽を促すためにも、適切な施肥は効果的です。
一般的には緩効性の置き肥は1~2カ月おきに、液体肥料は1週間~10日のペースで与えます。緩効性の置き肥をメインに、不足分を液体肥料で補うといった形が理想です。
成長期だからといって肥料をあげすぎると観葉植物が枯れる原因になってしまうので、気持ち控えめに施肥するよう心がけると失敗は減ります。
まとめにかえて
道具や自分の手をきちんと消毒して適期に行えば、観葉植物の剪定は難しくありません。理想の姿を保ち、観葉植物と健康に長く一緒にいるためにも剪定は必要な作業。
晴れた日にはぜひ挑戦してみて下さい。
大城 望