年金は「申請しないともらえない」
ここからは、老齢年金を受け取る手続きについて具体的にご紹介していきます。
「年金請求書」って?
初めて年金を受給する場合、65歳になる3カ月前に日本年金機構から「年金請求書」が郵送されます。年金請求書には、年金の支給開始年齢になり受給権が発生した人の基礎年金番号や氏名、住所などが印字されています。
必要事項を記入し、必要書類(戸籍謄本など)とともに、年金事務所へ郵送、もしくは年金事務所や「街角の年金相談センター」の窓口に提出します。
年金請求書の提出が可能となるのは、年金の受給権が発生する「年金の支給開始年齢に到達した日(誕生日の前日)」以降です。
「特別支給の老齢厚生年金」を受給中の注意点
「特別支給の老齢厚生年金」を受給している場合は、65歳になったときに再度年金請求書を提出します。「特別支給の老齢厚生年金(64歳まで)」と「本来支給の老齢年金(65歳以降)」では年金の種類が異なるためです。
「特別支給の老齢厚生年金」を受給している場合、年金請求書は「65歳になる誕生月の初旬(1日生まれの場合は前月の初旬)」に届きますので、必ず提出しましょう。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)