自分に当てはまる控除を見直そう
他にも、条件に当てはまれば配偶者控除や住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)などが受けられます。年末が近づくこの時期こそ、自分に当てはまる控除を見直すといいでしょう。
これまでご紹介してきたものは節税対策に効果的ですが、注意したいのが節税のために無理をしてしまうことです。
生命保険やiDecoは節税だけでなく、家族や老後のためにも有効なもの。ただ無理をして金額を増やしてしまうと、月々の生活が苦しくなってしまうでしょう。
たとえばiDecoは月5000円から1000円単位ではじめられ、1年に一度のみですが掛け金の変更もできます。まずは無理のない範囲ではじめてみて、徐々に増やしていくといいでしょう。
値上げが続き厳しいですが、自分に合った方法でお金を守る手段を考えてみてくださいね。
関連記事
参考資料
- 国税庁「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査」調査結果報
- 国税庁「No.1180 扶養控除」
- 国税庁「No.1140 生命保険料控除」
- 国税庁「No.1135 小規模企業共済等掛金控除」
- 厚生労働省「iDeCoの概要」
宮野 茉莉子