「毎日がお買得」をコンセプトに、大容量&高コスパで人気の「業務スーパー」。全国922店舗(2021年4月時点)で全国に展開しているので、お店を利用したことがある人も多いのでは。とくにSNSを中心に人気を集めており、節約を考えている皆さんにはすでにおなじみのことと思います。

今回は、朝の情報テレビ番組で紹介され注目の、業務スーパー「豆腐皮(トウフーピー)」についてご紹介します。筆者もたまたま見かけたのですが、高タンパク、低糖質で健康にも良さそうとのこと。どんな食材なんでしょうね?

筆者自宅近くの業務スーパーでは、テレビ放送の影響かほぼ売り切れ状態でした

豆腐皮(トウフーピー)

業務スーパーの公式サイトによれば、「中国料理の前菜や炒め物で使われる豆腐皮(トウフーピー)」「食感が良く、大豆の旨味がたっぷり味わえるのが魅力です」「本場中国では、炒めたり、ゴマ油などと和えたりして食べるのが一般的」とのこと。

画像出典:業務スーパー公式

原材料名を確認すると、記載があるのは「大豆(遺伝子組み換えでない)」そして「凝固剤(塩化Ca、塩化Mg)」のみ。凝固剤というのは豆腐を作る際に豆乳を固まらせるために入れるものなので、事実上「お豆腐を麺のように引き伸ばしたもの」ということになりますね。

気になる栄養素は

業務スーパーの豆腐皮、栄養成分表示を見てみると、100gあたりのカロリーは198kcal。たんぱく質20.3g、脂質10.8g、炭水化物5gとなっておりました。

一般的な麺類としてうどんと比較してみますと、森永製菓のウェブサイトによれば、ゆでうどん100gあたりのカロリーは105kcal、たんぱく質2.6g、脂質0.4g、炭水化物21.6g。

実はカロリーでいえばうどんが半分程度となっているんですね。一方で注目したいのはたんぱく質と炭水化物。たんぱく質で見ると10倍程度、炭水化物は4分の1程度になっていて、いわゆる「低糖質・高タンパク」。まあ実質、豆腐と思えばそのあたりは納得できるところではあります。