ローズマリーの管理
寒さには強い性質ですが、種類にもよります。耐寒性が不明な場合は室内で育てても問題ありません。その際は陽当たりのよい場所で管理するようにします。

肥料がなくても十分育つくらい丈夫で、土も選びません。他のハーブと同じように環境が合えば、ぐんぐん成長しますので、根詰まりをおこしたら植え替えをするようにします。

根鉢をくずし、長すぎる根はハサミで切っても構いません。土を適度に落としたら、ひと回り大きな鉢に植え替えるだけのカンタン作業です。

パセリ

  • セリ科
  • 2年草(半耐寒性)
  • 草丈:10~30センチ程度
  • 参考価格:200円前後(ポット苗)

秋はパセリの季節
種でも苗でも、秋から育てられるパセリ。種から育てる楽しみもありますが、初心者の方でもカンタンに植え付けられるポット苗。手軽に始めたい方は苗を選ぶとよいでしょう。

パセリには縮葉と平葉のパセリがありますが、平葉の方はイタリアンパセリといいます。添えものでよく見る濃緑の縮葉はイタリアンパセリの変種です。

基本的な育て方は同じですが、イタリアンパセリのほうが寒さに強い特徴があります。縮葉のパセリは、葉が込みあうと蒸れやすくなり、病気や虫が発生しやすくなるので注意が必要です。

縮れ葉のパセリは室内で育てれば、虫の心配も少なくてすみます。好みに応じて選ぶとよいでしょう。

深めの鉢に植える
太い根がまっすぐに伸びる性質なので、深さが20~30センチ、直径20~30センチの鉢に一株を目安に植えつけるようにします。根はなるべく崩さず、根が回っている場合でもそのまま植えましょう。

植え付け後は水をやり、2、3日は涼しい日陰において様子をみましょう。半日陰でも育ちますが、陽当たりが良い場所のほうが大きく育ちます。

真夏のような温度の高い状況は苦手で、生育が悪くなります。暑くなりすぎない、カーテン越し程度の陽当たりで管理するとよいでしょう。