正規、非正規別の平均給与は?

男女別の給与を確認したところで、次に正規・非正規別の給与所得者数と平均給与を確認してみましょう。

正規

給与所得者数:3483万人(同0.1%減)

  • うち男性:2344万人(同1.3%増)
  • うち女性:1138万人(同2.9%減)

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平均給与: 496万円(同 1.5%減)

  • うち男性:550万円(同2.0%減)
  • うち女性:384万円(同1.3%減)

正規を見ると、女性は男性のおよそ半分ほど。平均給与の男女差は、約166万円です。

非正規

給与所得者数:1203万人(同1.0%減)

  • うち男性:372万人(同0.4%増)
  • うち女性:831万人(同1.6% 減)

平均給与:176万円(同 0.9%増)

  • うち男性:228万円(同0.9%増)
  • うち女性:153万円(同0.7%増)

非正規では、男性は女性の半分ほど。ただ給与で見ると、男性の方が女性より約70万円高いです。

平均給与の男女差が約230万円ある理由として、女性は非正規が多いのが一因でしょう。ただ、正規であれ非正規であれ、女性の方が給与は低い傾向にあります。基本的に女性は男性に比べて給与が低いことも大きく影響していると考えられます。

そもそも平均給与は、男女で平均を出します。平均給与を下げる一因として、男女で給与の差が大きい点もあげられるのではないでしょうか。女性の給与が上がれば、全体の平均給与が上がる可能性があると考えられます。