国民年金と厚生年金、夫婦のパターン別の受給額は?

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公的年金だけでは2000万円不足するといわれた老後資金。そこで気になるのが、そもそも年金はどのくらい受け取れるだろうか、という点でしょう。

一般的に年金の受給開始は65歳からになります。「人生100年時代」といわれる現代では、約35年間の主な収益源となる年金額は、押さえておきたいところですよね。

本日は、FPの資格を持ち、証券会社にて約20年資産運用コンサルティングに携わってきた私から、今のシニア世代の受給額をお伝えしたいと思います。

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男女別!「国民年金」ひと月の受給額はいくら?

まずは年金のキホンについて確認しましょう。日本の年金制度は2階建てといわれています。

自営業や専業主婦、また扶養内でパートをされている方は「国民年金」。会社員や公務員などは「厚生年金」となります。

それでは、厚生労働省年金局の「厚生年金保険・国民年金事業年報 令和元年度」を参考に、国民年金の男女別の年金月額階級別受給権者数を確認していきます。

「国民年金」月額別の受給者数

男子年金月額:総数

  • ~1万円未満:1万2693人
  • 1~2万円未満:6万803人
  • 2~3万円未満:22万1983人
  • 3~4万円未満:70万6206人
  • 4~5万円未満:134万5582人
  • 5~6万円未満:312万4529人
  • 6~7万円未満:849万4551人
  • 7万円~:38万1323人

女子年金月額:総数

  • ~1万円未満:6万6247人
  • 1~2万円未満:24万4695人
  • 2~3万円未満:74万63人
  • 3~4万円未満:226万4161人
  • 4~5万円未満:336万406人
  • 5~6万円未満:454万1337人
  • 6~7万円未満:598万7227人
  • 7万円~:144万306人

全体平均年金月額:5万5946円

  • 男子平均月額:5万8866円
  • 女子平均月額:5万3699円

国民年金の平均額は、男女ともに5万円台。

日本年金機構によると、令和3年度の国民年金の満額は6万5075円です。

約1万円ほど少なく、満額はもらえない人が多いことが分かります。

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執筆者
高橋 明香

会計専門学校卒業後、和光証券株式会社(現みずほ証券株式会社)に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。そのキャリアは20年に渡る。後進の育成にも注力し、教育・研修担当としても活躍。豊富な金融知識と親しみやすい性格で顧客からの信頼も厚い。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。CFP(Certified Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。