「民間企業のサラリーマン」老後の年金どのくらい?
同資料では、厚生年金保険(第1号)について、受給権者数と年金月額が公表されています。この「厚生年金保険(第1号)」は、いわゆる民間企業で働いていたサラリーマンが受け取るものです(※)。
※2015年10月に旧共済年金が厚生年金に統合された際に、旧共済年金の加入者は「第2号厚生年金被保険者(国家公務員共済)」「第3号厚生年金被保険者(地方公務員共済)」「第4号厚生年金被保険者(私立学校共済)」に区分されました。
サラリーマンが受け取る「厚生年金保険(第1号)」の受給額事情
さいしょに、「厚生年金保険(第1号)」の受給額の分布状況(男女計)を見ていきます。
厚生年金保険(第1号)の男女合わせた平均年金月額14万4268円。とはいえ、20万円以上の受給権者層も多く、さらには30万円を超える層も。
このように会社員の年金額が「ピンキリ」となるのは、報酬比例部分(月給比例部分)があるから。現役時代に収入に応じた厚生年金保険料を納め、それが納付期間とともに老後の受給額に反映されるためです。
よって14.4万円はあくまでも「平均額」として捉え、それぞれの受給額に沿った老後のマネープランを立てていく必要がありそうです。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)