同時に貯蓄も考えよう
老後も働き続けることは大切ですが、働きながら気になるのはいつまで元気で働けるかです。そういった不安を払拭するためにも、あわせてしっかり貯蓄を準備していくとよいでしょう。
2019年には老後に年金以外に2000万円が必要と言われましたが、まとまった金額を貯蓄するのは時間がかかるものです。「給与のみでは貯まらないかも」といった不安もありますよね。
今は低金利の時代ですから、預金においておくだけでなく、投資信託や保険、株式などの資産運用も検討したいところですね。つみたてNISAやiDeco(個人型確定拠出年金)などの制度もありますから、上手に活用してみては。
資産運用の勉強には、動画やオンラインセミナーなども活用しながら、効率よく学ばれるといいでしょう。資産運用には定年もありませんから、一つのスキルとして身につけておくといいかもしれませんね。
参考資料
- 日本年金機構「特別支給の老齢厚生年金」
- 日本年金機構「在職中の年金(在職老齢年金制度)」
- 日本年金機構「60歳台前半(60歳から65歳未満)の在職老齢年金の計算方法」
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました」
- 日本年金機構「65歳以後の在職老齢年金の計算方法」
宮野 茉莉子