老後のお金は自分でつくる

ここまでの話をふまえ、「いまから貯金をしなければ!」と考えた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、低金利時代と呼ばれるいま、預貯金で漠然とお金を持ち続けていても、受け取る金利はほんのわずか。お金を「増やす」ことには繋がりにくいといえるでしょう。

そこでぜひ視野に入れていただきたいのが「お金に働いてもらう」という発想、つまり「資産運用」のスタートです。

公的な年金だけに頼らず、自助努力で資産を増やしていくことができれば老後の安心につながりますね。

資産運用には「長期・分散・積立」という3つのキーワードがあります。

貯蓄とは異なり、資産運用には元本保証はありません。そのため、集中的に投資をするのではなく、リスクを分散しながら積立を長期間で行えるかどうかがカギを握ります。

つまり、時間を味方にできれば、資産運用の結果も期待できる可能性が高まるといえるかもしれません。

セカンドライフを楽しむために

ステイホームがうたわれるいま、レジャーの機会がめっきり減った、という方も多いでしょう。そんないまこそ、ゆっくりじっくり「お金のこと」を考える時間が持てるチャンスともいえそうです。

無料のオンライン相談やマネーセミナーなど活用し、効率良く情報収集を進めてみてくださいね。

自由気ままな退職後のセカンドライフを過ごすために、今から資産運用の「初めの一歩」を踏み出してみてはいかがでしょうか。

参考資料

吉田 奈都子